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工学部?大学院

大学院博士前期課程

2023年4月から、博士前期課程工学専攻にマネジメント工学プログラムを新たに開設し、1専攻5専修プログラムに生まれ変わりました。

5専修プログラムでは、学部段階で獲得した基礎知識を基にして、工学全体に共通する基盤技術を学びます。そしてそれらの技術を応用開発に展開できる管理能力、コミュニケーション、問題解決能力、プログラミングスキル、倫理観等の資質と社会性を有した実践的な専門技術者を養成します。
また、学部4年次からの大学院科目先行履修で、より高い学修効果を期待できます。

工学専攻

工学専攻には、専門技術者の養成を目的とした5つの専修プログラムがあります。

機械電気工学プログラム

教育?研究分野

熱?流体エネルギー工学、電気?化学エネルギー工学、設計生産システム工学、知能?生体システム工学

学習?教育目標
  1. 1.機械工学および電気電子工学における基本的原理?原則に関するより深い知識と応用力を得る。
  2. 2.設計?生産、熱?流体エネルギー、電気?化学エネルギー、知能?生体工学に関連する周辺分野への幅広い興味および知識と認識を得る。
  3. 3.PBL型学習を通して専攻する分野における文献?実地調査、分析、仮説?モデルの設定と検証、課題の設定と解決できる能力を身に付ける。
  4. 4.専攻する分野において新たな技術や製品の開発に自発的?計画的に対応できる実践的能力を身に付ける。
  5. 5.技術者としての社会的責任の自覚の基に、コミュニケーション能力、討論や打合せ、報告?説明などの社会的?人間関係スキルを身に付ける。

社会環境工学プログラム

教育?研究分野

構造?材料工学、地圏工学、モビリティマネジメント工学、水工学、雪氷学?ガスハイドレート工学

学習?教育目標

 社会環境工学プログラムでは、社会基盤の整備や防災?自然環境保全に関して、変動する気候と社会情勢に対応しながら謙虚に社会や自然と向き合い、地域やそこに住む人々の持続可能な発展に貢献できる工学技術者を養成するため、以下に示す学習?教育目標を掲げる。

専門知識

社会基盤の整備や防災?自然環境保全に関する工学技術者として、専門家と協働できるだけの十分な専門知識を持つとともに、それを応用できる

エンジニアリングデザイン

安全で豊かな社会の実現に向けて、問題分析と課題設定を行い、広い視点から解決策を見出すことができる

人間力

情報を確実に伝えられるコミュニケーション能力を活用し、工学技術者としての高い倫理観や責任感の下に地域やそこに住む人々の持続可能な発展に貢献できる

情報通信工学プログラム

教育?研究分野

波動情報通信、データサイエンス、情報光学、情報数理

学習?教育目標

 コンピュータやネットワークの目覚ましい発達に伴う情報通信技術の進歩は、現代社会の様相を大きく変えつつあり、情報通信技術の社会的重要性は、今後もますます増大していくと考えられる。
 本プロブラムでは、情報通信技術の進歩に対応し得る素養、学識と技術を涵養し、総合的な能力を身につけ、情報通信工学における自立した技術者?研究者あるいは管理者として社会で活躍する素養を備えた人材の育成を目指し、以下に示す学習?教育目標を掲げる。

1.工学技術者の社会人?国際人としての素養の習得

A.[教養と倫理] 幅広い教養と豊かな人間性、技術者としての倫理観を有し、情報通信技術の進歩が社会に及ぼす影響を理解した上で、責任ある行動がとれる人材を育成する。
B.[語学] 情報通信技術者として、国際社会に対応するため、外国語によるコミュニケーションの能力を養う。

2.情報通信工学の専門知識?技術、およびそれらを応用する能力の習得

C.[専門応用] 情報通信工学の知識?技術を情報社会における諸課題に応用できる能力を養う。

    1. C1.波動情報通信分野 電波?光など波動情報通信システムとそれに関連する深い知識を身につける。
    2. C2.数理?データサイエンス分野 数理?データサイエンスとそれに関連する深い知識を身につける。
    3. C3.情報光学分野 情報光学とそれに関連する深い知識を身に付ける。
    4. C4.情報数理分野 情報数理科学とそれに関連する深い知識を身につける。

D.[表現力] 情報通信工学の諸課題を論理的に記述する能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を養う。
E.[計画?実行?まとめ] 目標達成のための計画立案、遂行、結果のまとめ?検討など、一連の作業を計画的に進め、纏める能力を養う。

3.学際領域?マネジメントに関する知識の習得

F.[学際領域] 自専修プログラムに留まらない幅の広い知識を修得する。
G.[マネジメント] マネジメントに関わる知識を修得する。

4.発展的工学技術者の素養の習得

H.[自主性?継続性] 情報通信工学に関する知識?技術を自主的?継続的に学習?研究する能力を養う。

応用化学プログラム

教育?研究分野

機能材料化学、先端材料創成、バイオ食品工学、資源環境化学

学習?教育目標
(1)理念

  応用化学プログラムでは、北見工業大学大学院の教育?研究理念を踏まえ、物質化学?材料化学?バイオ化学?食品化学?環境化学分野の高水準の教育?研究を展開し、創造性に富み、高い問題解決能力を有し、企画力や指導力も発揮できる高度技術者および研究者を育成する。さらに、世界的水準の研究を推し進めることで、国際社会に通用する技術開発を行いえる人材を養成する。

(2)学習?教育目標

  当プログラムの目標は、応用化学分野における世界的水準の研究に裏付けられた教育により、学識とものづくりの技術をもって国際社会の持続的発展に貢献できる人材を育成することにある。物質化学?材料化学?バイオ化学?食品化学?環境化学分野の幅広い知見に裏打ちされ、常に自ら問題意識を持ち、創造性に富み、企画力や指導力を発揮できる(高度)専門技術者?研究者の育成を目指す。

  1. 1.物質化学?材料化学?バイオ化学?食品化学?環境化学等の応用化学分野に関する専門知識を有し、国際的に通用する工学的な問題解決能力や指導力を発揮できる高度技術者?研究者を養成する。
  2. 2.英語力や国際的視野を備え、世界で活躍できる技術者?研究者を養成する。
  3. 3.プレゼンテーション能力およびコミュニケーション能力を有し、研究成果をわかりやすく世界に発信できる技術者?研究者を育成する。

マネジメント工学プログラム

教育?研究分野

研究?開発マネジメント、社会実装マネジメント、国際理解

学習?教育目標

 マネジメント工学プログラムでは、工学の実用価値実現に向けた研究?開発の実践の現場で必須とされる業務プロセスの領域と工学技術の社会実装の領域における高度なマネジメント専門的知識を修得し、地域や世界で工学の専門能力を活かした技術創出とその社会における価値の実現を担うことができる工学技術者を養成するため、以下に示す学習?教育目標を掲げる。

  1. 1.研究の企画から開発成果の実用価値実現に至るまでの工学の実践の現場で必須とされる業務プロセスの全体像を捉える。さらにそれら業務プロセスを構成する研究?開発マネジメント要素を理解?実践するコンピテンシーを養う。
  2. 2.工学により生み出される技術の社会実装?実践に必要なマネジメントの視点から、工学?技術を俯瞰し、ビジネスモデルの構築や創出技術の社会実装化手法を学びその実践的能力を養う。
  3. 3.地域が有する強みを活かし、その強みを融合することによって生み出すことができる次世代?第6次産業化モデルや社会実装化の促進を担う能力を養う。
  4. 4.工学技術者としての社会的責任の自覚のもと、企画力、計画力、実行力、理解力、表現力、伝達力、コミュニケーション力、ディスカッション能力、意思決定力などの高度技術者として必須な能力を養う。

共通基盤

社会産業構造変化に対応した基盤スキル?リテラシーを学修するため、各専修プログラム共通として、以下の科目を設定している。

  1. 1.数理?データサイエンス系科目
  2. 2.語学、人文学、社会科学系科目
  3. 3.マネジメント工学系科目

[企画総務課 Last updated: 2023.04.05]