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本学大学院生が土木学会関西支部年次学術講演会で優秀発表賞を受賞

 5月23日(日)にオンラインで開催された土木学会関西支部2021年度年次学術講演会にて、本学大学院生の幸谷宥毅さん(博士前期課程 工学専攻 社会環境工学プログラム1年、指導教員:富山和也准教授)が優秀発表賞を受賞しました。この賞は、研究内容や発表技術等の優れた30歳以下の会員に授与されるものです。
 幸谷さんは、大林道路株式会社(本社:東京都千代田区)との共同研究成果として「歩行空間で運用可能なパーソナルモビリティを活用した三次元点群計測システムの開発」について発表しました。本研究は、歩行空間における路面評価を利用者の視点から効率的に行うため、ハンドル型電動車いすと、レーザースキャナーや衛星測位システムといったICT技術を組み合わせた新たな計測システムの開発に取り組んだもので、論文および発表内容が高く評価され今回の受賞となりました。
 近年、移動の円滑化やモビリティの多様化、防災上の観点から、誰もが安心して快適に利用できる歩行空間整備への需要が高まっています。産学連携による本研究成果は、このような社会的な要請に応え、より一層質の高い安全?安心?快適な道づくりに貢献するものと期待されます。

受賞論文:
幸谷宥毅(北見工業大学大学院)、富山和也(北見工業大学社会環境系)、山口雄希(大林道路株式会社本店技術部)、森石一志(大林道路株式会社大阪支店技術部)、板垣智哉(北見工業大学工学部卒業生):歩行空間で運用可能なパーソナルモビリティを活用した三次元点群計測システムの開発、土木学会関西支部2021年度年次学術講演会、V-23、2021年5月

大林道路株式会社:https://www.obayashi-road.co.jp
北見工業大学交通工学研究室:https://sites.google.com/site/kittomiyama/ 

      

        受賞した幸谷さんと計測システム                オンライン発表の様子

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