本学学生2名が「令和6年度 IEICE北海道支部学生会インターネットシンポジウム」において北海道支部学生ブランチ顧問表彰(発表賞)を受賞
2月28日(金)~3月6日(木)に開催された、「令和6年度 IEICE北海道支部学生会インターネットシンポジウム」(主催:電子情報通信学会北海道支部学生会)において、本学学生の飯田雄一さんと西川晴紀さん(地域未来デザイン工学科4年、指導教員:杉坂純一郎准教授)の2名が、北海道支部学生ブランチ顧問表彰(発表賞)を受賞しました。
この賞は、本シンポジウムの共催である電子情報通信学会 室蘭工業大学 学生ブランチ、IEEE Muroran Institute of Technology Student Branch、IEEE Hokkaido University Student Branchの各顧問が優秀な発表者を選出し表彰するものです。
飯田さんは、「スパースモデリングを用いたパターン分類用回折フィルタの最適設計」という題目で発表を行いました。これは、レーザー光を用いて高速かつ低消費電力で処理できる機械学習システムに関する研究です。本シンポジウムではスパースモデリングという最適化方式を用いてフィルタ設計を行い、従来の画像判別方式の識別精度を保ちながらフィルタ構造を大きく簡素化した点が評価され、表彰されました。
西川さんは、「インコヒーレント光学系によるシフト不変パターン分類演算システムに関する研究」という題目で発表を行いました。これは、光を用いた高速かつ低消費電力な機械学習システムの開発を目指す研究です。物体に特殊な光のパターンを照明するだけで、電子計算機も複雑なフィルタやレンズも必要なく、画像内の文字を分類することができます。
なお、本研究はいずれも日本学術振興会JSPS科研費23K11258(研究代表者:杉坂純一郎)の助成を受けて実施したものです。
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受賞した飯田さん | 受賞した西川さん |